「シニアシフト」をテーマにしたダイエーとシニア客向けの10の工夫

マーケティング関連

昨年(2012年4月)ダイエー赤羽店は、幅広い客層に対応しつつ、50歳以上と定義する「シニア」を特に重視し、店作りにさまざまな工夫を盛り込んでいると記事になっていました。

ダイエー赤羽店、シニア対応――少量食品や介護用品充実(売る技術光る戦略)

さらに

「ダイエーは全国に約300店あるスーパーで、シニア客向けのサービスを拡充する。来春までに全店長が高齢者らの介助技能に関する資格を取り、接客や店頭表示などを改善する。電話で注文を受けて食品などを自宅まで配達する店も来春をメドに20と現在の6倍強に増やす。店の利便性を高め、購買力のあるシニアを囲い込む。」との記事に発展。

全店長が介助資格、ダイエー来春、宅配店は6倍増、シニアに買いやすく。

記事によると、自社ポイントカードの3割が60歳以上とのこと。そして、シニアの買い物額が前年比で1割を超えた。さらにシニア客の需要を取り込みするとのこと、

シニア客に向けて盛り込んだ工夫10個

1)店頭販促(POP)の文字を大きくし、通路を広くした。

2)食品は少量品の品ぞろえを徹底。

3)年配者でも手に取りやすい目線くらいの高さに陳列。

4)「減塩」商品コーナーを新設。

5)衣料品や生活用品を大胆にシニア向けに踏み込む。

6)スポーツ用品はウォーキング関連を充実。

7)カートを軽いアルミ製に変更。

8)大人用おむつや杖を既存店の3倍の約320品目を扱う。

9)エスカレーターの速度を既存店の約7割に落とす。

10)値札の数字を最大4倍に大きく表示する。

そして、各スーパーもシニア対応に迫られている様子です

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