平成29年度補正予算で2つの目玉補助金が公募されます。
平成29年度補正予算が確定し、目玉補助金である 「IT導入補助金」と「ものづくり補助金」が確定しました。募集時期は、まだ未定ですが
ものづくり補助金:1000億円 IT導入補助金:500憶円 の予算がついています。
今回のものづくり補助金は、想定採択数10000件(平成28年度補正予算では、6100件)
IT導入補助金は、想定採択数13万件(平成28年度補正予算では、15000件)
と採択される企業数が大幅に増えています。
両方とも助成率を下げて、裾野を広げている(採択企業数を増やす)ような施策になっています。
さて、2018年2月20日時点でわかっていることをご案内します。
1.IT導入補助金
1-1.目的
中小企業・小規模事業者等がITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助することで、中小企業・小規模事業者等の生産性の向上を図ることを目的としています。
サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金交付要綱には以下の様記述されています。
民間団体等(以下「補助事業者」という。)が、足腰の強い経済を構築するため、中小企業・小規模事者等における生産性向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入する事業(以下「間接補助事業」という。)を実施する者(以下「間接補助事業者」という。)に対する事業費等に要する経費の一部を補助する事業(以下「補助事業」という。)を行うことにより、中小企業・小規模事業者の生産性向上の実現を図ることを目的とする。
1-2.対象事業者
中小企業 ・小規模事業者 等(IT導入支援事業者を除く)。
1-3.補助金額
ITツールを導入した額の2分の1 15万円~最大50万円
1-4.対象ツール
ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等
1-5.スケジュール(予想)
3月中 IT導入支援事業者(ITベンダー)登録、
ITツール登録受付開始
3月~4月 一次公募 公募期間
5月 一次公募採択結果公表
6月以降 二次公募開始
2.ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金)
2-1.目的
足腰の強い経済を構築するため、中小企業・小規模事業者が取り組む生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等の経費の一部を補助するものです。
国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、革新的な設備投資やサービス開発・試作品の開発を行うための設備投資を行う事業(以下「間接補
助事業」という。)を実施する者(以下「間接補助事業者」という。)に対する事業費等に要する経費の一部を補助する事業(以下「補助事業」という。)を行うことにより、我が国製造業等を支えるものづくり産業基盤等の底上げを図るとともに、即効的な需要の喚起と好循環を促し、経済活性化を実現することを目的とする。
2-2.対象事業者
中小企業 ・小規模事業者 等(IT導入支援事業者を除く)。
2-3.補助金額
設備等を導入した額の2分の1 1,000万円
2-4.対象ツール
機械装置費、原材料費、技術導入費、外注加工費、委託費、知的財産権等関連経費、運搬費、専門家経費、クラウド利用費
2-5.スケジュール(予想)
3月~5月 公募期間
6月 一次公募採択結果公表
まとめ
双方とも採択数を増やして、企業の生産性向上を図るような補助金と考えられます。創業したばかりの企業様でも使えるものになっています。
是非、ご検討ください。
詳細は、創業融資フルサポのサイトで更新いたします。