創業を考えているのであれば、副業をまずやってみるのも手ではあります。
あと、副業で稼いだお金を自己資金として蓄えていくこともお勧めです。
なぜ副業なのか??今副業を推奨しているのか??を考えたことはありますか?
そして、どんなモチベーションで副業を考えてますか?どのモチベーションタイプかによってどのような副業が向いているのかを説明します。
政府が副業を支援しているからです。
政府が「働き方改革」を推奨しています。その中に「副業」推進が含まれているのです。
厚生労働省の目線では
厚生労働省は、労働者目線での見解です。
副業・兼業を希望する労働者が年々増加する一方、多くの企業では、副業・兼業を認めていない現状にある。業種や職種によってさまざまな実情があるが、社会の変化に伴い企業と労働者との関係が変化していく中、労働者が主体的に自らの働き方を考え、選択できるよう、副業・兼業を促進することが重要である。また、労働者の活躍をひとつの企業内に限定しない副業・兼業は、企業にとって優秀な人材を活用する手段ともなりうる。
労働者が副業・兼業を行う理由は、自分がやりたい仕事であること、十分な収入の確保、自身の能力を一企業にとらわれずに幅広く発揮したい、スキルアップを図りたいなどの希望を持つ労働者がいること
に対して政府(厚生労働省)も後押しをしています。
経済産業省の中小企業庁の見解では、
中小企業庁の2019年小規模企業白書では、
「「副業起業希望者」、「副業起業準備者」が創業の担い手として、増えてきている。」
ともある。創業者を増やすためにも「副業」をする企業が増えてほしいと願っているのです。
金融機関での対応
日本政策金融公庫は、国の機関であるため、政府の方針に沿っていく方向なのです。
日本政策金融公庫でも、働いている企業で副業ができるのであれば、創業融資の対象となるとのこと。他の金融庁の方針になっているのか?金融機関も同様の対応をしています。
政府が副業を支援しているのであれば、副業を解禁する企業も今後増えてくるのかと思います。
どのようなモチベーションのタイプですか?
副業を考える上で、モチベーションのタイプが以下のどれなのかを考えてみてください。
- 自分がやりたい仕事
- スキルアップを図りたい
- 自分の能力を発揮したい
- お金を稼ぎたい
各自のキャリア形成に準ずるようになります。
副業で自分のやりたい仕事
将来やりたい仕事があるのであれば、「1.自分のやりたい仕事」を選んでください。自分の仕事を関連性があると仕事の幅が広がります。本業にも役に立ちます。本業でも認められ成果がでると、給与も上がっていくでしょう。
具体例でいいますと、
Aさんは、コンサルティング業で仕事をしたいと考えていました。そして、その関連するような異業種交流会や求人サイトを探していました。
そして、出会いがあり、ある講師を依頼されました。休みの日にする副業です。講師の仕事をすることで、コンサルティング業で必要な多くの人の前で話すというスキルを学びながら、お金をもらっていました。プレゼンスキルも上がり、仕事にも役に立ちました。
Aさんはそれらの経験を活かして、しっかりと独立をしました。
自分のやりたい仕事なのか?をしっかりと考えて副業をしましょう。
副業でスキルアップを図りたい
「2.スキルアップを図りたい」であれば「未経験でも可」という仕事になるかと思います。「2」は副業をする時間を確保するのであれば「資格」を取るという選択肢もあります。
具体例でいいますと、
Bさんは、システムエンジニアで仕事をしていました。求人サイトから「プログラミング教室の先生」のアルバイトを探して土日にすることにしました。
中学生、高校生にプログラミングを教えていくことで、「プログラミング言語」の勉強にもなり、知らない人に簡単に教えることにもスキルとして学びました。
仕事上では、お客様にシステムの説明をするときに、相手に伝わりやすいよう説明をするというスキルがアップし、勤務先からの評価も上がっていきました。
スキルアップを図りたい?ということで、どのようなスキルアップを図りたいのかを考えて副業をしましょう。
副業で自分の能力を発揮したい
「3.自分の能力を発揮したい」であれば、”個人事業主”として活躍するのではないでしょうか。
例えば、「コンサルタント」など自分の能力をお金に換えていく方法があるかと思います。
クラウドソーシングなどを活用して、受注してもよいかと思います。やりようによっては、高単価の仕事ができるかもしれません。
副業でお金を稼ぎたい
「4.お金を稼ぎたい」であれば、今はさまざまなアルバイトがあります。効率のよい本業を妨げないように仕事を見つけて「がりがり」働いてください。働く時間を意識しながら、疲れをのこさないように働いてください。
本業で頑張れが給与が上がるかもしれませんよ。社内の評価制度、賃金制度を確認してみてください。
複合で考えている方
「1.自分がやりたい仕事」で「2.スキルアップを図りたい」ということであれば、そもそもの働いている仕事を優先するより、転職を考えた方がよいかもしれません。転職してしっかりとスキルアップをしてください。
マトメ
厚生労働省が挙げている労働者のニーズを列挙して、それぞれのモチベーションタイプにあったざっくりと副業を案内しました。
ふと、、、いろんなサイトでお勧めの副業で「投資」を書いていますが、投資≠副業です。