創業準備中にやるべき3つのこと

中小企業診断士、コンサル

これから創業をしたいと考えている方は、必見です。創業する前にしっかりと準備をしてください。雇用されて働いているリスクが無い状態でできることはいろいろあります。

その中でも3点に絞って説明します。

事業主になった気持ちで 仕事をする

創業に直結する勉強として捉えてください。

わかり切ったことですが、今の仕事で雇われている状態であるならば、今の仕事を創業準備の勉強機会として捉えてください。働いている環境が自分が起こしたい創業後のイメージであるならば、ベストです。イメージが違うのであれば、副業をするか、転職を考えてください。

さまざまな勉強する場面がでてるかと思います。経営管理方法、売上を管理する。どのようにして、販促活動を行い売上を向上させているのか?原価管理、人材管理などです。繁忙期や閑散期はどのような対応を取っているのか?在庫はどのように管理しているのか?人材はどのメディアを使って採用しているのか?

例えば、

創業後にすぐ軌道に乗った飲食店の方。当時、珍しく結婚式2次会をメインとするレストラン。競合は少ない状態でした。

やはり販促が上手でした。

その地域で流行っているフリーペーパー2社のページのこの場所に掲載する(費用も安くて効果があるとのことでした)

販促費は結構高いものでしたが、その広告費を使うことで新規客を獲得し、2次会に参加したお客様がリピートになっていきました。

その方は、働いている会社でいろいろ創業後のことを考えて勤務している会社で販促も試したとのことでした。

会社の中でしっかりと勉強ができることがありますので、改めて自分の環境を見回してください。

自己資金を貯めること

創業の準備として、自己資金をコツコツと貯めること

出来る限り、コツコツと自己資金を貯めてください。融資面談時には、自己資金を確認するために通帳のコピーを持ってくるケースがございます。急に自己資金が増えたとのことで、タンス預金などとみなされることもあります。

タンス預金は、基本的にはNGです。自己資金とみなしてくれません。

自己資金は、創業するために準備をしてきたと証拠として融資する側も認識されます。そのため、コツコツと預金している通帳を確認するのです。

コツコツ自己資金を用意した方は、創業後も順調に進むケースが多いです。

どこまでの通帳が必要か?というのは、ケースバイケースです。元融資担当が言うには、「一年分」を見る可能性があるとのこと。

身内への了解を取っておくこと

家族、ご両親できれば、ご親戚から創業に関しての了解を取っておくこと

もしかしたら、運転資金も金融機関から借りれない可能性もあり、ご親戚から借りて経営をしていくこともあります。やはり、身内には了解を取ってもらってください。

現時点での政権では、ご両親やご親戚からの支援(借入及び出資)に関しては自己資金として認められます。

身内への了解を取っておくことは、創業において非常に重要なことです。

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